Cappasity社によるARTokenのレビュー

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こんにちは。今回は、前回ご紹介したいるARトークンのICOについてです。

ARトークンとは?

ARトークンは、AR/VD/3D業界を牽引するCappasity が発行するユーティリティトークンのことです。

ARは拡張現実、VRは仮想現実と解釈され、企業などがイメージやコンテンツ等をを3D化するためにCappasityのプラットフォームを使用しています。市場規模や企業参入は成長しています。

詳しくはこちらの記事を確認ください。

CappasityがICOで、発行するARTokenは、AR/VR業界の分散型のエコシステムを実現させる

Cappasity のレビュー

レビューはこちらの記事の項目で行います。

①実績のあるチーム・企業であるか

まず会社についてですが、Cappasityは、強力な3Dコンテンツプラットフォームを持つ企業です。多数の3Dモデル形式をサポートしており、3D viewと3D Hologramが有名です。(両方とも米国特許出願中)

このプラットフォームの機能は、さまざまな技術の開発者(UnityUnreal EngineApple ARKit)に公開されており、毎月70万Viewを誇ります。また、2014年には投資家から既に180万ドルを調達しています。

Cappasityは2014年以後インテルと一緒に業務を行い、Intel® RealSense™ 3D cameras向けに3Dスキャ二ングソフトウェアの開発を行っている。さらに、CappasityはPlug and Play Retail (Sunnyvale) Batch 7 acceleratorの認証書を受けて選抜され、パリのLafayette Plug and Play acceleration programの2017年12月バッチに参加しています。

企業や投資家と新興企業のスタートアップの代表を自身のプラットフォームに結びつけ、企業が新しいiDasを効果的に立ち上げるのに役立つ有望なスタートアップとして選ばれています。

また、プロジェクト創始者の経験が豊富であり、AR/VR業界の計画が明確であることは、オープンソースの情報でわかります。 創業者は、この業界で15年以上の経験を持ち、今回のプロジェクトへの応用についても自信ありげに語っています。

特筆すべき点としては、開発チームはこれまで2015年から共に働いており、チーム力としてもまとまっている、そんな印象です。

(評価:+4)

②プロジェクト管理チームの透明性

チームの透明性に関しては、チームメンバーが顔出ししているオープンソースの情報から比較的安全性があることがわかります。

CEOは、トップインテルソフトウェア革命者の1人にも選ばれています。

あくまでオープンソースの情報なので、標準評価。

(評価:+3)

③収益性・成長性のあるテーマであるか

テーマとしては、Cappasityは既に実績のある製品とプラットフォーム、そして顧客を持っていますが、ICOで調達した資金で自社のプラットフォームにブロックチェーン技術を導入することで、AR/VR/3D業界全体のさらなる進化を期待しています。

AR/VR業界の市場分析に関しては、白書にある通り、IDCによると2017年に世界のAR/VR収益は114億ドルまで達し、2021年までに215億ドルになると言われています。 

さらに、Digi-capital社によるとポケモンGoなどの人気も伴い、AppleやFacebookなどの巨大な企業が既にARへ関心を向けていることから、AR/VR市場への投資は魅力的なものになると述べている。 

AR/VR市場が世界的に拡大している中でユーザーが求めるのは、低い参加費用とコンテンツの品質です。そのようなコンテンツを提供できるCapoasityは大きな成長の可能性を秘めています。

しかし、今後成長の見込みがある分野での参入ということで、比較的期待値は高いですが、収益性に関しては、プラットフォームを利用したいと思う顧客や企業の数がどの程度か予測し難いため、標準的な評価です。

(評価:3)

④問題点に対して明確なソリューションであるか

問題点やソリューションに関しては、白書を読めばその明確さに気づきます。

創業者によると、既存の問題点として、AR / VR業界においてコンテンツの互換性を提供する3Dモデルのデータベースはすべて独自の利益を得ており、これらのプラットフォームを開発している大企業に限定されています。

ハイテクへのアクセス機会において、中小企業との格差が生じています。さらに、コンテンツの使い回しや著作権の問題からAR/VR業界全体の成長を停滞させている。

そこでブロックチェーン技術の助けにより、地方分権化する事で、この欠点を解消し、プラットフォームを開発することができます。

さらにブロックチェーンによるシステムの分散化の特徴により、ユーザーの著作権保護にも役立ちます。

プロジェクト開発に関しては、一時的なガイドラインに基づいているのではなく、資金調達額に基づいています。ロードマップの実現のために必要な既存のプロジェクトの可用性を示している可能性があるため、実現性も高まります。

さらに言えば、既存のプラットフォームの存在は、プロジェクトの物理的根拠であり、単なる空想上のものではなく、プラットフォームを準備している実用的な会社です。

以上のようなことから、Cappasity のソリューションは明確であると共に、実現性の高いものであると判断しました。

(評価:5)

⑤法に沿ったICOの正当性と安全性

法に沿ったICOの正当性を語る上で重要なのが、どこで資金調達が行われているかです。

ICOは、発行者の管轄地域の証券規制および発行者がそのトークンの提供または販売を行うすべての管轄区域において準拠しなければならないという規則があります。トークンが現地法の意味でセキュリティである場合、証券規制が適用されます。

さらに、トークンがセキュリティではない場合でも発行者は、マネー・ロンダリング、投資家のプライバシー・データ保護、支払の送金などの他の適用法を遵守しなければならず、さまざまな法域と異なる種類のトークンに異なる法律が適用され、発行者はこれらの法律をすべて準拠するために分析する必要があります。

中国の規制問題で、世界中の規制当局は、金融詐欺のリスクがあるため、ICOを精査すると発表しましたが、これまでのところ、中国と韓国だけがICOを規制するだけにとどまらず、完全に禁止することに決めてます。

流れとしては、

  • 裁判管轄となる資金調達する国の特定
  • トークンのセキュリティがあるかどうか、証券かどうか(Howey test)
  • そうでない場合の資金調達の行い方の分析
  • トークンの特性に基づく他の法律の分析

ざっとですが、このような流れが行われると考えます。

さて、ARトークンに関してですが、トークンを発行するCappasityは、カリフォルニアにあります。

そして、Howeyテストというのは、特定の種類の証券(株式や債券など)に簡単に当てはまらない投資スキーム(ここではブロックチェーンのトークン)が投資契約であるかどうか、つまり証券であるかどうかを判断し、証券法に準拠すべきかどうかを判断する簡単なテストです。

ARトークンは、最高裁判所に基づくHowey test score 20を獲得しており、さらにそれに基づき、米国の規制法に準拠した形でトークンセールを行うことになっています。

詳しくはこちらの記事で。

ICOに参加する上で読んでおきたいHowey test( ハウェイテスト)について

まず、着目すべきところとして、SECの証券取引委員会(米国証券取引委員会)のコンプライアンスに準拠しています。

SECに準拠したトークンは少ないのではないでしょうか。

しかし、暗号通貨市場全体で見れば、投資家は、ICOを実施しているサイトへの最近のハッカーの攻撃に注意し、チームの指示に注意深く従い、そのような脅威から保護するために自分を保護する必要もあります。

今現在は、厳密な法律はなく、Howey testは法的助言のガイドラインのみとなっており、ホワイトリスト制度などで、適格投資家や地域を限定した海外投資家に対して行うことで、回避する傾向がありますが、

Howey testを意識してトークン設計を行うことは今後ICOには必須と思います。SECに完全に準拠している点から標準より高い評価です。

さらに、法律顧問としてDLA Piper者の存在があります。今後関連してつきまとうであろう様々な法律を解決するためです。

私はこうした理由から、かなり高い法的な安全性が保たれていると判断しました。

(評価:5)

⑥サードパーティとエスクローについて

サードパーティやエスクローに関しては、エコシステム内のコミュニティメンバーの収益化において

分散化された独自の保存サービスプロバイダが担います。また、テスト環境としてサンドボックスエリアが設けられており、ユーザーはそこでコンテンツを試すこともできます。

そして、対象者には専用のAR基金にて報酬が受けられます。既にプラットフォームが開発されていますし、その面も良心的です。

こちらは標準評価

(評価:+3)

⑦プロジェクト管理とサポートの品質

こちらはチーム力にも影響する可能性のあるチームの人道的部分です。各種キャンペーンにおいて、管理が粗雑であり一人一人の投資家を大事にしていないチームは失敗します。

キャンペーンに関しては、提供されたARトークンのBountyプログラムの徹底的な説明に着目します。

プログラム報酬は、TwitterやFacebookでの再掲載、ホワイトペーパーの他の言語への翻訳、フォーラムのモデレート、プロジェクトに関する記事の作成、メディアへの広告掲載など。

キャンペーンに関しては、Bounty専用のテレグラムチャットもあり、私も参加してますが細かな質問にも丁寧に数人が対応してくれます。

比較的管理体制もしっかりしておりまた、配慮と気遣のあるチームと思いますし、キャンペーン管理は、終了後の実際のトークン受け取りがされるかなども含まれますので、経過観察として標準評価。

(評価:+3)

⑧注目度や評価(マーケティング)

ICO比較サイト

ICOrating

注目度高め、リスク低めです。総合評価は、POSITIVEとなってます。

マスメディア

CappasityはARTokenプロジェクトをメディアを通じて積極的に推進しています。 Cointelegraph 、BTCManager、blockchain News、Bankless Timesなど数多くの記事がリソースで公開されています。

Cointelegraph の記事はこちら

Fobesの記事はこちら

Cointelegraph に関しては、以下のような内容が述べられています。

ブロックチェーンインフラ
Сappasityは、BlockChainインフラストラクチャを活用して3Dコンテンツを作成、レンタル、販売する最初のプラットフォームです。このアプローチは、分散化された信頼できない著作権の保存とクリエイティブなコンテンツの交換を保証します。

スマートな契約プロトコルと、1秒間に何百万件ものトランザクションに拡張可能な斬新なBlockchainアーキテクチャEOSをベースにした新しい分散型プラットフォームは、ユーザーが著作権を保護して転送できるように設計されています。

企業、アプリデベロッパーなどは、わずかなフロントコストでコンテンツにアクセスして使用することができます。さらに、ユーザーは簡単に独自の3D画像を製作して構築し、エコシステム内の他のユーザーと共有し、トークン(ARトークンまたはARTと呼ばれる)経由で利益を得るための品質システムを提供します。

結局のところ、3Dコンテンツの必要性はますます高まっていますが、3Dイメージ作成の設定コストが大きいため、サードパーティのソリューションにビジネスが牽引されます。 Cappasityが見ているように、ビジネス界はそのようなコンテンツのパワーを理解し始めているので、アプリケーションは無限です。

3Dコンテンツがすでに効果を上げている業界の1つは、電子商取引です。物理的なアウトレットのないオンラインベースのショップでは、購入の決定を下す前に、顧客にアイテムを検査する機能を提供する唯一の方法は3Dモデルだけです。

顧客は実際のものと同じように3D製品と対話します。彼らはあらゆる面から彼らを見て、詳細を見て、彼らが購入しようとしていることをよりよく理解する。このような没入型の経験は、電子商取引にとって不可欠であり、変換率が高くなり、製品の返品率が低下します。

分散型課金システム
Cappasityは、クライアントとクリエイターの両方が世界中からのコンテンツ交換のエコシステム内の3D画像にアクセスできる、分散型課金システムを提供するARTという独自のデジタルトークンを発行する予定です。

EOSプラットフォームを使用して取引手数料を削減したため、ARTの価値はコンテンツの生態系が成長するにつれて高まるでしょう。コンテンツ制作者は、自己作成した3Dコンテンツをアップロード、保存、販売することでARTを獲得することができます。

AR / VRの世界が急速に拡大している中で、Cappasityは確かに拡大を図っています。低水準のエントリーコストを伴う高品質の3Dコンテンツへの要望はますます増大し、そのようなコンテンツを提供できる企業は大きな成長の可能性を秘めています

EOSは独特な手法で話題になりましたが、EOSは、現在のところ、既存のブロックチェーンプラットフォームではサポートされていない「大企業」のメイン開発を拡張するように設計されています。

それとは別に、ナスダックのウェブサイトに掲載されているBitcoin MagazineのARTokenに関するエッセイにも注目する価値があります。

ソーシャルメディア

ユーザーの一般的な反応は、Cappasity自身のソーシャルネットワークで知ることができます。

Telagraph:(1306)

ICO2週間前にして、急速にユーザーを獲得しています。

比較的評価や注目度は高いことから以下の評価をつけました。

(評価:+4)

⑨トークンの価値について

トークンに関しては、ICOの行われ方やトークン分配割合と資金の使い道、トークンホルダーのメリットに着目します。

ARTトークンは専らインフラストラクチャ要素であるため、基本価格の増加はプラットフォームの人気と市場での取引量に直接依存します。

したがって、ARTトークンの基本価格は、Cappasity社の開発スピードやAR / VR / 3D技術全体の向上に依存するため、1〜2年程度かかる場合もある。しかし、市場での期待からの短期的な投機目線の購入もあるため、一概には言い難い。

考えられるメリットは以下です。

投資家とホルダーのメリット

トークンの希少性が高い

第1に、CappasityはICOをSECの規則に完全に準拠させる予定です。これは、大口の投資家からの強い需要になる可能性があります。

第2に、ICOのフェーズ1は、3,000万ドルに限定されていることを考えると、誰にとっても十分な枚数のARトークンが得られない可能性が高いです。

そして第三に、フェーズ1が終了してすぐに、取引所に上場させると公言しています。

その結果、トークン自体の需要は二次的な市場に移動した段階で、相殺的に価値を高める結果が予想できます。

トークン配分

財団の保有枚数は、18%ですが、権利確定プランに関しては、特筆すべきです。

これはベスティングと呼ばれ、いわゆる権利行使のことです。創業者の寄付金のうち24分の1を2年間放棄し、経営陣の追加インセンティブやロードマップのマイルストーンに当てるということです。

これにより、持続可能性を維持します。配分割合や資金の用途比較的適切と思います。

ボーナスシステム

ボーナスシステムは、フェーズ1では、10%と5%のボーナスがあり、それぞれ最初の1,000万ドルからARTトークンを購入する時間があった参加者にのみ利用可能になるように設計されています。

さらに、フェーズ2の価格は、フェーズ1終了後の市場価格に依存し、20-40%増加が見込まれています。これにより、トークンの需要が高まります。

以上のように、投資家のメリットとして考えられるのは、短期的なトークンの市場価格の上昇と、Cappasity 社のプラットフォームのエコシステムと報酬システムの参加権利です。

とはいえ、トークンの価格は結果論なので、一概には言えませんが、製品を使いたいと思うユーザーにとっては比較的トークンホルダーのメリットが大きいと考え、使わない人にとっては市場価値の投機対象となるため、標準的評価。

(評価:+4)

ARトークンの総評

総評としては、高めのmedium+としました。

ARトークンに関しては、Cappasity のプラットフォームで3Dコンテンツを作成したり、管理したりなど特定のアクションを起こすことでトークンによる報酬も貰えるため、実際にプラットフォームを利用したいユーザーにとっては、メリットのある投資と思います。

また、トークンの希少性も比較的高いと思うので、短期目線での投資も私はアリかなと考えてます。

プラットフォームが既にあり、企業に既に利用されているCappasityの製品の存在は大きなメリットでしょう。

フェーズ1の、ICOは10月25日からです。

関連リンク

ICOサイト: https://artoken.io/

メインサイト:https://3d.cappasity.com/

白書: https://artoken.io/whitepaper


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ETHaddress: 0x71CBD5dad1ADe3E98D10a4B785f7776D54B8c833

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