Providence とDecent.bet、DAO.casinoなどのカジノプラットフォームを比較してみた

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こんにちは。今回は、カジノ分野の暗号通貨プロジェクトであるProvidence と競合プロジェクトについてまとめてみました。

比較的同時期のプロジェクトで性格が似ているものを集めました。

Providence とは?

Providence は、カジノ、リゾートに特化した分散化のギャンブルプラットフォームです。

プラットフォーム内のトークンエコノミーを通じて、100%キャッシュレスのカジノプラットフォームを構築することを目指しています。

また、現実世界の小売店とも提携して、チップでの支払いを可能にします。

詳細はこちらをご覧ください。

Providence、100%キャッシュレスの暗号化カジノ、リゾートを構築する

 

伝統的なカジノ経済の問題点

ブロックチェーン技術を利用したカジノプラットフォーム開発は現在進行中のプロジェクトがいくつかありますが、依然としてさまざまな問題点が課題として残っています。

具体的には、

  • 取引スピードの遅さ
  • 高価な取引コスト
  • 中央管理による透明性の欠如
  • セキュリティ
  • 合法化

これらが考えられます。そこで、このソリューションとしてブロックチェーン技術により分散化の透明性の高いカジノ運営を目指すプロジェクトが数々誕生しています。

カジノに対するブロックチェーンソリューション

ブロックチェーン技術により、もたらされるメリットとしては、

  • 取引スピードの改善
  • 透明性と安全性
  • コスト削減

ブロックチェーン特有の技術により、これらのメリットが考えられます。

ブロックチェーン技術を利用したカジノプラットフォーム開発は現在進行中のプロジェクトがいくつかありますが、依然としてさまざまな問題点が課題として残っています。

それは、イーサリアムプラットフォームへの依存によるものが多く、

  • 取引スピードの限界
  • 一回にできる取引量の限界
  • 高価なコスト

イーサリアムは近年上昇傾向にあり、高いコストの割には、トランザクションの遅延が起こったり開発にも影響が生じますので、大きな課題です。

今回の比較では、以上のようなことを踏まえて、Provedence 含むブロックチェーンカジノプラットフォームの競合をまとめてみたいと思います。

カジノプラットフォームの競合プロジェクトの比較

カジノプラットフォーム系の暗号通貨またはトークンは、30以上のものがありますが、今回は11月にICOが予定されているProvidence と同分野のプロジェクト4社を比較してまとめたいと思います。

DAO.casino

 Decent.bet

BitDice

FunFair

ジャンルも近いこの4つに絞りました。比較はいくつかの重要項目で行いたいと思います。

プロジェクト内容及びビジネスモデル

Providence: カジノ、リゾート、オンラインカジノ、ゲーム(ブラックダイス、ダイス、ルーレット)

  • DAO.casino:カジノ
  • Decentbet:スポーツ賭博、オンラインカジノ
  • BitDice:カジノ
  • FunFair: オンラインカジノ

ビジネスモデルとしては、Provedence は、カジノ、リゾートを主要分野としており、これだけでなく同じく市場が活性化しているオンラインカジノやゲームに参入してます。

トークンの特性

Providence:プラットフォーム内のインセンティブ権利、収益分配権利

  • DAO.casino:プラットフォームの賭け
  • Decentbet:プラットフォームで賭けるためのDBETトークン、ハウスクレジットトークンとの互換性
  • BitDice:プラットフォームで賭けるためのBitDiceトークン、BTCとの互換性、イベント参加権利
  • FunFair: プラットフォーム内のインセンティブ獲得権利

Providence ではプラットフォームで、機能するPVEトークンが発行され、トークン保有者はさまざまなインセンティブをもたらされます。

  1. 取引手数料の削減分をカジノ敷地内のすべての支払いに対して1.5%の追加チップとして与える
  2. オンラインカジノのジャックポットシステムにより、収益の20%を毎年四半期毎に保有者に分配する
  3. 20枚のPVEトークン毎に大当たりチケットがもらえる
  4. 全体のPVEトークン取引量のうち1%がトークン保有者に保有割合に応じてキャッシュバックされ
  5. 新規ビジネスへの導入サポート

以上のようなメリットが白書に書かれてあります。

技術

Providence: イーサリアムとRaiden、ライトニングネットワーク

  • DAO.casino:イーサリアム
  • Decentbet:イーサリアムとオフチェーンで動作し、オンチェーンで検証可能なStateチャネル(RNG)、AugurとGnosis
  • BitDice: IOTA との統合によるオンチェーンソリューション
  • FunFair:イーサリアムと独自のFate Channelソリューション

イーサリアムプラットフォームに基づくため、それを補うようなオンチェーン、オフチェーンソリューションがそれぞれのプロジェクトであります。

イーサリアム自体もキャスパーなどの今後の技術的アップデートにより取引スピードは、10000にまで上がることが予測されており、チェーン化されたソリューションの感性も見据えてます。

取引スピード

Providence: 1秒あたり100万回の取引確認による複数回取引(Raidenでの拡張時)が可能

  • DAO.casino:TBA
  • Decent:1秒あたり15 取引(イーサリアムに基づく)
  • BitDice:1秒あたり最大20ベット
  • Fanfair:TBA

取引スピードや取引処理能力の改善は、カジノプラットフォームでは必須であり、ユーザーエクスペリエンスにも繋がります。

大半のプロジェクトではイーサリアムのスケーラビリティを補うような改善が施されています。

取引手数料

Providence: TBA

  • Decent.bet: 無料
  • FunFair:一般的なブロックチェーンカジノのプロジェクトの1/10

Providenceのプラットフォームの特徴としては、キャッシュレスのカジノ運営を目指すコンセプトのもとで構築されてますので、手数料は還元される仕組みがあります。

すべてのカジノでのアクションに関する手数料に対して1.5%のチップが獲得でき、トークンに交換できます。

これにより、トークンを保有するユーザーはカジノを楽しみながらチップを受け取れます。

対応暗号通貨

Providence: BTC LTC ETH PVE

  • DAO.casino:BET
  • Decentbet:ETH
  • BitDice:複数通貨でインハウスバンクロール改善
  • FunFair: BTC,ETH,ZEC

Providence のプラットフォームの初動時には、オンラインカジノで4つの通貨が対応します。

その後、通貨ペア数は増えていく予定です。自社取引所の完成ともに、通貨ペア数も増えていくと考えられます。

法定通貨のサポート

Providence: あり

  • BitDice: 法定通貨か暗号通貨の賭けを選択できる

Providence では法定通貨での賭けが可能です。

独自の取引交換プラットフォーム

Providence Ex: 最大72時間のロックダウンによるポラリティ回避機能

Decentbet:DBET EX において、トークンとハウスクレジットの分散型交換

Providence の大きな特徴としては、カジノやゲーム内で得たインセンティブを他の通貨やトークン、ICOへの投資に交換したい場合に、一度Providence の取引所を通すことで、72時間以内のロック機能が使える点です。

これによって、価値が上がった時に、より高いレートで交換することが可能性として挙げられ、ポラリティリスクを回避した仕組みとなってます。

安全性と透明性

Providence:イーサリアムスマートコントラクト上での監査

  • Decentbet:分散化スマートコントラクト上の結果の検証、API双方送信、DDOS保護のハイエンドクラウドインフラ、複数インスタンスによる監査、複数プロバイダからのデータ検証
  • FunFair:分散ソフトウェア上の監査が可能

 

収益性

Providence: プラットフォーム内のインセンティブ1.5%、毎年四半期の収益20%分配

  • DAO.casino: プラットフォーム内のインセンティブ
  • Decent.bet: 3ヶ月のセッションごとのハウスクレジットの購入による住宅収益分配権利、宝くじへの自動エントリー(最低1000DCBT保有)
  • BitDice: 会社利益の70%分配
  • FunFair: プラットフォーム内での賭けによるインセンティブ

Providence カジノの収入源に関しては、Decent bet に非常によく似てます。

トーカンホルダーには、プラットフォーム内の手数料1.5%キャッシュバックと、ジャックポケットミリオネアプログラムという収益分配権利が存在します。

そのほかにも、PVEトークンの再配分システムが行われ、Providence が上げた収益金額(PVE)のうち1%が4半期ごとにトークン保有枚数に応じて、ユーザーに再配分されます。

このように、Providence カジノでは、ユーザーがインセンティブをもらえる機会が非常に多く、トークンホルダーが得をする仕組みが整っています。

ユーザーエクスペリエンス

Providence: 企業向けのソリューション、自社取引所との連携によるポラリティ回避

  • DAO.casino:TBA
  • Decentbet:大企業向けのホワイトラベルソリューション、Decentbet API、ANDROID IOSアプリ、ウェブフロントエンドなどの複数のプラットフォーム、スムーズな取引、ハウスクレジットによる財政的インセンティブ、DecentCチャリティー寄付
  • FunFair:スムーズなサードパーティ統合、数回のクリックでカジノをプレイできる、公平な取引による信頼の確保、ターンキーソリューション

ユーザーエクスペリエンスに関しては、Decentbet がやや優れているように感じます。

providenceの他社にないユーザーエクスペリエンスメリットとしては、やはりポラリティを回避できる可能性が高い自社取引所のロックダウンシステムでしょう。

ロードマップの進捗

2017年11月16日時点での進捗状況です。

Providence: オンラインカジノのβ版リリース済み、プレセール調達済み、トークンセール準備

  • DAO.casino:ICOで11,200,000$調達済み
  • Decent.bet:トークンセール終了(17億円調達)、新規取引所上場待ち(BitPlus)、ウォレットアップデート
  • BitDice:ICOで8746977$調達済み、
  • FunFair:ICOで20,000,000$調達済み

オンラインカジノのβ版はリリース済みです。

2017年に残されているロードマップはオンラインカジノの開始の他に、トークンセールおよび、カジノ建設、インテリアデザインなどです。

実際なプラットフォーム開発はICOが終了してから、2018-2019年を目処に行われますので、長期的なものになります。

物理的なカジノとの統合

プロビデンス: あり

他: なし

 Providence が他社と大きく異なるのは、現実世界でのさまざまな小売店と連携して現実的な世界での支払いが可能であるという点です。

2019年に物理的なカジノとの統合が予定されています。

まとめ

カジノ分野は開発がイーサリアムプラットフォームに大きく依存するため、イーサリアムの潜在的リスクがつきものです。

そこをカバーするために、他の暗号通貨プロジェクトや独自のネットワークを開発して補うプロジェクトも少なくなく、Providence でもそうした計らいが見られます。

オンラインカジノのβ版はリリース済みで今年中にもリリースされる予定です。

物理カジノとの相互接続されたカジノプラットフォームの構築は、2019年に予定されているため、2〜3年の長期的なロードマップになるでしょう。

しかし、依然として開発段階であり、さまざまなリスク(法的な面も含めて)が伴いますが、実際にプラットフォームがリリースされれば、熱狂的なカジノコミュニティの流入も考えられるため、ギャンブル系プラットフォームは特に注目して、期待しながら今後を追っていきたいと思います。

関連リンク

公式サイト: https://www.providence.casino/

白書: https://www.providence.casino/Providence_Whitepaper_English_Version_1-4.pdf

ANN: https://bitcointalk.org/index.php?topic=2185207.0

Twitter: https://twitter.com/cashlesscasino

telegram:https://t.me/providencecasino

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