不動産投資プラットフォームのCaviarと競合プロジェクトの比較まとめ

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こんにちは。今回は不動産ブロックチェーンプラットフォームの比較まとめです。

トークンセール開催中のCaviar中心に比較してみたいと思います。

Caviarについて

 

Caviarはブロックチェーンベースの暗号通貨および不動産投資プラットフォームです。

暗号通貨市場の欠点(ポラリティリスク)を不動産市場と接続することで、解消し投資収益率をあげることが目的です。

詳細はこちらでご覧ください

Caviarは1つのトークンで暗号通貨と不動産市場の収益機会を提供する

不動産プロジェクトを比較する上で重要となる項目

不動産マーケットはヨーロッパ、アメリカで顕著に拡大していますが、アジア圏ではまだまだ伸び代のある市場です。

PWCによると以下のような未来が予測されています。

2020年にかけて世界の不動産資本需要は急上昇する

Real Estate2020(JP)

このレポートによると、特に機関投資家向けの優良不動産投資は2012年と比べて、2020年には約55%も増加することが予測されてます。

依然として地域別の割合としては、北米とヨーロッパがかなりの割合を占めます。

また、未来の不動産のあり方として2020年以降の時代における5つの予測がされています。

  • 世界の不動産投資は拡大し、特に新興経済圏では機会が大きく拡大する
  • 都市部の成長により、リスクとリターンの機会をより広範囲でもたらす
  • 技術革新と持続可能性が重要な価値の源となる
  • 政府や規制当局との連携がより重要視される
  • 優良資産を巡る競争がより激化する

不動産に参入している機関はこれらの重要要素を意識したプロジェクト開発を行っていくことが求められます。

今回はこのような不動産マーケットを踏まえて、以下のような項目で各プロジェクトを見てみたいと思います。

  • 開発チームの背景
  • プロジェクト内容
  • トークン特性
  • 技術
  • エスクローサービス
  • セキュリティと透明性
  • プロトタイプのや存在
  • ロードマップ
  • 法的な枠組み

不動産プロジェクトの比較

今回中心的に比較したいのはCaviarプロジェクトです。

競合となりうるプロジェクト

BlackMoon

ATLANT

REAL

BrickBlock

他にもたくさんありますが、比較的コンセプトが近く、注目されているプロジェクトです。早速比較していきます。

開発チームの背景

Caviar:Caviar Capital LPのチーム。5年以上の不動産貸付と20のプロジェクトに資金提供をしてきた実績のあるチーム

  • BlackMoon:BlackmoonFinancial Group、国際的なベンチャー企業から250万ドル調達、ICO30000000$調達済み、ローンプラットフォームの取引実績
  • ATLANT :銀行や投資経験が豊富なチーム、ICO6,663,530$調達済み
  • REAL:不動産関連の戦略的パートナー(Urbania、Pirtblue Hotels、Micasalnn、NouVastor、Norway)、ICO10,604,571$調達済み
  • BrickBlock:BrickBlock のチームは業界最先端のビットコイン支払いプロバイダーを創業したメンバー、Coinbaseのためのソフトウェア開発に携わったメンバー、マッキンゼーでチームを引率したメンバー、Kaspersky Labでのセキュリティ向上を担ったメンバーなどブロックチェーン業界で信頼のおけるキャリアを持つ多様で多彩なメンバーで構成されています4596641ドル、約5億以上を調達経過済み

開発チーム力としては、Blackmoon BrickBlockと並んでCaviarも不動産貸付の経験においては非常に豊富な背景があります。

プロジェクト内容

Caviar:不動産や暗号資産に対するトークン化アプローチにより「非流動性の障壁」を解消するプロジェクト、米国不動産貸付によりリスク分散を提供する

  • BlackMoon:暗号世界と法定世界の橋渡しとして、さまざまな現実世界の資産をトークン化する
  • ATLANT :P2Pの分散型の不動産レンタルプラットフォーム
  • REAL:小規模投資家が直面する不確実性を排除するシンプルで透明な不動産投資を提供し、事実上誰でも不動産ベースの投資ポートフォリオを構築して、一貫した収益機会を提供する
  • BrickBlock:現実世界の資産(ETF・CMF・CTF・REF)と暗号通貨の取引を可能にする資産のトークン化プロジェクト
 

ATLANTやREAL、Caviarは不動産投資を中心としており、暗号通貨やトークンを介した不動産収益の機会を提供するものですがBrickBlockは不動産から始まり、今後急成長が予測されているETFにも着眼点を当てています。

トークンの特性

Caviar:プラットフォームのアクセス権利、収益分配

  • BlackMoon:、BMCトークン手数料分配
  • ATLANT :プラットフォームのアクセス権利、分散型投票権利
  • REAL:財産の経済的権利、物理的な不動産やプラットフォームで投資をトレードできる
  • BrickBlock:プラットフォームへのアクセストークンの生成、資産証明

トークンの機能はユーティリティ的なものであり、投票権などはありません。プラットフォームにおいて

技術

Caviar:インテリジェンス予測分析モデル・セキュリティ・スマートコントラクト

  • BlackMoon: イーサリアムスマートコントラクト
  • ATLANT :イーサリアムスマートコントラクト
  • REAL:イーサリアムスマートコントラクト
  • BrickBlock:完全自動の資産証明スマートコントラクト、tangle ネットワークとの統合(スケーラビリティの拡張)、複数のブロックチェーン、ShapeshiftBotなどのAPI

BrickBlock の特徴としては、IOTAのTabglenetworkの無限のスケーラビリティに着目しており、実世界との取引において応用できないかと考えています。

Brickblockとnakamo.toは、IOTAのTangle Networkの可能性を現実世界の資産取引と融合させるためのパートナーシップを発表する

とくにこのネットワークを専門的に研究しているNakami.toチームとパートナーシップを結んでいます。

一方で、Caviarの大きな技術的特徴としてあるのが、予測分析モデルとセキュリティの高さです。

予測分析モデルは機械学習に基づいており、IPMと言われます。この技術によりリアルタイムな価格予測を可能にし適正な資産配分ができるようになります。

セキュリティ面で言えば、コールドストレージ・最小限アクセス・マルチ署名・組織グレードなどハイレベルな要素を備えており、多種比較の点では優位性があると考えられます。

プラットフォーム対応通貨(現時点)

 caviar:BTC ETH

  • BlackMoon:ETH,BTC
  • ATLANT :BTC,ETH
  • REAL: REAL ETH
  • BrickBlock:BTC,ETH,DASH,LTC,GNT(暗号化基金)、BBT,ACT(プラットフォーム)

プラットフォームで対応予定の通貨はBrickBlockがやや優秀です。

法定通貨のサポート

Caviar:あり

  • BlackMoon:あり
  • ATLANT :なし
  • REAL:ETH/Fiat(銀行または証券口座を開設済み)
  • BrickBlock:POAトークンとして法的にリンク

プロトタイプの存在

Caviar:Caviar Capital LPの5年以上の貸付サービスに基づく

  • BlackMoon:BlackmoonCrypto Lendingプラットフォーム、ウェブAPP
  • ATLANT :分散型取引所デモ、プラットフォームデモ
  • REAL:TBA
  • brickBlock:プラットフォームアルファ版

Caviarが優れているのは既存のビジネスモデルに基づいたプロトタイプが存在する点です。

エスクローサービス

Caviar:マルチシグ

  • BlackMoon:なし
  • ATLANT :ウォレット
  • Real:なし
  • BrickBlock:あり(スマートコントラクトが有効の場合のみ)、専用のデジタルウォレットAPI

セキュリティと透明性

Caviar:スマートコントラクト監査、独自のインテリジェンス分析(CAView)、評価専門家による財産検査、デューデリジェンス、マルチシグウォレット、KPMGの会計監査

  • BlackMoon:法律顧問による監査、レポート調査
  • ATLANT :SAFTlaunchによる専門的なKYC/AML監査システム、デューデリジェンス
  • REAL:スマートコントラクト監査
  • BrickBlock:デジタルトラストファンドによる管理、分離保管口座UNTS、専門家による適性評価とスコアリングシステム

BrickBlock では、本人以外証券口座を要求できないようになっており、ファンドは分離されています。資金は安全に保護されます。

さらに専門家による評価やランクづけも行われるため比較的透明的になります。

Caviarでは2018年2月にKPMGによる不正監査が完了する予定です。透明性を確保した状態でベータ版が公開されます。

法的な枠組み

Caviar:国際的なKYC/AMLに完全準拠、トークンは一般的にはミューチュアル・ファンドには該当しないため、CIMAのミューチュアル・ファンド法への準拠は必要なし

  • BlackMoon:法律顧問による監査
  • ATLANT :各国での法的枠組み作成
  • REAL:TBA
  • BrickBlock: 第三者監査人の配置、ファンドマネージャーとの法的契約

不動産業界でも法的な枠組みはひじょうにじゅうようであり、BrickBlock では、投資家、トレーダー、マネージャーに規制当局と連携した法的な枠組みを提供しています。

特にcaviar は法的なコンプライアンスが白書でもボリュームが多く、強調されており、資産のトークン化において法的な面が重要であることを認識しています。

その他の法的なリスクや枠組みに関しては、詳しくは白書をご覧ください。

ロードマップ進捗

CAVIAR:トークンセール継続中(1月末まで)

  • BlackMoon:ICO終了、ウェブアプリリリース
  • ATLANT :ICO終了、2018年3月プラットフォーム開始予定
  • REAL:TBA
  • BrickBlock: トークンセール開催中、プラットフォームのα版リリース、12月にトークン化されたマンションの販売

CAVIARの開発はこれからであり、まずはトークンセールで成功することが目標でしょう。BrickBlockはトークンの配布が遅れましたがプラットフォームリリースに向けて開発は進んでいます。

2018年からいづれのプロジェクトも大きく動き始めることが予想されます。

 

まとめ

どのプロジェクトも法的な枠組みが強化されており、主要なプロジェクトでは大差ないかなと思います。

あとはアドバンテージとしてIOTAのネットワークを利用するBrickBlock が技術的な面ではあると思いますし、プラットフォームリリースも早いです。

BlackmoonCrypto に関しては、強力なチームの背景と実績が、アドバンテージとしてあると思います。

その点、Caviarもプロジェクトチーム的に見ても十分期待できると思いますがマーケティング面が私的には不十分と感じます。

 

関連リンク

公式サイト:https://www.caviar.io/

白書:https://s3.amazonaws.com/caviar-presentations/CaviarWhitepaper.pdf

twitter:https://twitter.com/caviar0x

telegram:https://t.me/caviar0x

 

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