ビットコイン分裂騒動の真のシナリオは?!BIP91,141,148、SegWit、ソフトフォーク、ハードフォークについて。

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    こんにちは。
    依然として、ビットコイン分裂問題に関して様々な情報で混乱状態が続いています。

    そんななか、一体どの情報が正しく、8/1以降のシナリオはどうなっているのか今回記事にすることにしました。

    私も様々な情報のなか、正しいと思えるソースもとからまとめましたのでほぼほぼ間違いはないかと思います。
    参考にしてください。

    今ビットコインに起こっているまたは起こりうるシナリオ

    まず前提として、よく「BIP〇〇」というのを耳にしますが、これはBitcoin をより良いものする為の提案&ルール集的なものです。

    Bitcoinはトランザクション処理が限界に来ており、スケーラビリティ問題が大きな欠点でした。

    そこで提案された案の内の1つがSegWit です。
    (このSegWit 案がBIP141)

    SegWit は簡単に言えば、1ブロックに詰める内容を変えて1ブロックに詰められるトランザクションを増やそうと言う提案です。
    (他にも1ブロックの容量を現在の1Mら2Mバイトにしようという意見もあります。)

    SegWit案はマイナーたちにとっては不利

    実はこのSegWitは、一部のマイナー達にとっては様々な理由により都合が悪くなります。

    一般論ですが、SegWit導入によりトランザクション手数料が安くなり、将来マイナーの報酬はそこから支払われる為、マイナーたちは反対するというものがあります。
    (※将来というのは新規発行されるBitcoinが上限発行枚数到達後の話)

    また一つは、中国の大手マイナーがSegWitに対応しないマイニングシステムを使っていることにもあります。

    仮にそれが事実なら自分等の巨大なマイニングシステムが使えなくなるのでSegWitに猛反対するのはある意味当然です。

    そこで意見が対立している訳です。

    SegWit を導入したいBitcoin core側とそれに賛成するコミュニティ

    VS.

    SegWit は具合が悪い中国マイナー側

    の意見の対立です。

    BIP9とSegwit実装について

    Blockchain はシステム上多数決でありますが、マイナー自体にはそもそもそんな権限はないはずでしたがシステムアップデート(ソフトフォーク)を行う際に混乱を防ぐ為、アップデートの準備ができているならシグナルを発信してサインを出す必要があります。

    そこで、この混乱を防ぐ為のシステム(準備ができていることのシグナルを発信するための)が「BIP9」というものです。

    ここでもアップデートをしたマイナーとしなかったマイナーに別れ、それぞれ別のシステム(ルール)に添います。
    なので仮にもしそうなればシステムのバージョン違いにより、古い方と新しい方でBlockchain が分裂する訳です。

    この時、ちゃんとアップデートしたマイナーがいても、アップデートしなかったマイナーがそれなりの割合であれば、分裂、混乱を招くことになります。
    しかしこのシグナルも逆手にとれば、
    あえてシグナルを発しないことで投票権のようになってしまいます。

    ソフトフォークとは?

    SegWit(BIP141) はもともとマイナーの95%以上のシグナル(BIP9)で導入というルールでしたが、(シグナルはVersion bits 1)
    SegWit を導入したくないマイナーは、ご存じの通り一向に賛成シグナルを出していませんでした。

    そこで、いつまで待っても95%に達する気配がないので、新たなBIPが誕生しました。

    それがBIP148、UASF(ユーザーアクティブソフトフォーク) です。

    ソフトフォークの内容は「8月1日以降、SegWit賛成シグナル(Vb1)を発していないブロックは不正とします」

    と言うルールで、8月1日以降にそれに従うかどうかマイナーは選ぶことができます。

    これによりまず一つは、それに従うBIP148チェーンができこのチェーンはSegWitシグナルを発しているブロックのみを刻んでいきます。
    しかし一方で従わないマイナーは今まで通りの全てのブロックをチェーンに刻んでいきこれはレガシーチェーンと呼ばれています。

    意見が分かれたマイナーはそれぞれのチェーンを刻み意見の対立がある以上、それぞれのチェーン、2つができてしまうことになります。

    Blockchain の元々のルール上、チェーンが分岐した場合は長い方が正当となるため、短い方が、不正とみなされ消えてしまいます。

    長い方が正当とは言え、そもそもこの2つでは少し基準が違います。
    BIP148側から見ればそもそもSegWit シグナルを発していないブロックは無効なので、

    SegWitシグナル有る無し関係なく刻まれるレガシーチェーンの方が長いからと言っても、そもそも無効ですから、BIP148チェーンが無効になって消えることはありません。

    しかしレガシーチェーン側から見ればBIP148チェーンも正当なチェーンです。
    その為BIP148チェーンの方が長くなった時点でレガシーチェーンは消滅します。

    つまりレガシーチェーンを刻むマイナーの方が多ければチェーンはずっと分岐したまま、しかしBIP148チェーンのマイナーが多く、そちらが長くなればレガシーチェーンは消滅します。

    要はどちらのチェーンの勢力が強いのか、8月1日時点で50%以上のマイナーがBIP148チェーンを刻めば、BIP148は成功します。
    (SegWit が有効にされるのはこの後、数週間後。)

    レガシーチェーンが消滅した場合、それのマイニングでマイナーが刻んだトランザクションや、手に入れたbitcoinは無効となりますので、
    マイナーからしてもせっかくマイニングでゲットしたbitcoinも消えるかもしれない危険なチェーンとも言えます。

    従って、マイナー達はBIP148に従う、つまり賛成シグナルを発する他なくなり、
    それにより結果的に95%以上の賛成シグナルでSegWit導入可能、となる訳です。

    このBIP148の可能性は現在もう無くなりましたが、危険視されていたのは、対抗するレガシー派が強かった場合です。

    その場合に、レガシーで刻まれたトランザクションが無かったことになり、レガシーで新規発行されたbitcoinも消えると言う部分です。

    ユーザーは基本、BIP148に対応するようアップデートしたウォレットや取引所を利用すればトランザクションが無かったことになったりはしません。

    そしてここはBIP148対応にアップデートするかどうかは実際は各ウォレット会社、取引所次第なのですが、BIP148をみんなが推奨すれば上記の理由含めマイナーはBIP148に従うと言うようなことも言えます。

    BIP91 SegWit2×について

    SegWit2×はもう一つの提案(ソフトウェア)であり、先ほどのBIP148 と同じ方法でオリジナルのSegWit を導入する方法です。

    SegWit2×は新しいBIP91という提案を使い、シグナルが80%を超えた時点から、(これはVersion bits4 を使いVersion bits 1もカウント)先ほどのBIP148 と同様、SegWit賛成シグナルを発していないブロックは不正とします。

    そして今回実際にBIP91はロックインされましたので、ある意味先ほどのBIP148 の8月1日が前倒しになっただけです。

    なのでソフトフォークはします。

    ただBIP148の時ほど、簡単に言うとSegWit2×はマイナー達が了承したという意味で危険性は少ないです。

    要はBIP148では反対マイナー達がBIP148チェーンに対抗するレガシーチェーンを刻み、競い合いをする可能性があったという点で危険性がありました。
    (これとは別のBIP91の際にオーファンリスクと言う意見もありオーファンリスクはアップデートに伴うリスクの一つで、要はちょっとしたバグがあり得る的なニュアンスでバグがあり得るので、海外の詳しい方はトランザクションの処理は1では無く、最低 6Confirm までは待つべきだとしています。)

    実際のところ、SegWit2×の詳細は未決定であり、SegWit2×には2Mバイトブロックにするためのハードフォークが含まれています。

    ある意味、意見が分かれていた両方の意見を取りいれており、詳細も未決定です。一説として、このSegWit2×はとりあえず8月1日までにリリースして、BIP148のUASFを阻止するために出されたものではないかというものもあるようです

    7月から8月までの流れ

    • 7月21日に投票を開始し80%以上で有効となる
    • 7月21日昼の段階で80%を超えてロックインされる(これで8月1日のUASFは回避)

    SegWit2×がロックイン

    これにより現時点から残り約110ブロック程(約21時間後位)でSegWit2×がアクティベートされます。

    • BIP91の実際のアクティベートは7月23日の19時頃
    • この際にソフトウェアの不具合やマイナーが間違ったブロックを掘る可能性がある
    • 上記の混乱を避けリスクを最大限に減らすために一部取引所は23日に取引を停止する → この事についてビットコインが分裂するという誤情報が既に流れている
    • 8月1日よりBitcoin Cashが正式にリリースされる(これは、UASFではなく別物)

    ※アルトコインBitcoin Cash(BCC)に関しては別記事を書きます。

    • 8月10日頃にSegwitがロックインされる

    今後の動向は?

    まだまだ不安定要素が多く、今後かなり色んな展開がありうるので、まだまだビットコインに関する混乱は続きそうです。。

    価値の推移もまた展開が多すぎるがゆえに予測不能です。

    とりあえず分裂危機はまぬがれ、SegWitも実装されるからこのまま上がる」

    という短絡的な解釈も誤りかと思いますが、ビットコインのスケーラビリティ問題が解決すれば、間違いなく上昇傾向は続くと思います。

    私も今回の騒動で色々調べましたが、現状を100%理解できている日本人はほぼいないと思いますしニュアンスの違いやいろいろな憶測があると思います。
    あくまでも一つの参考としてみてください。

    大まかなシナリオはこのように捉えられるかと思います。
    引き続き、鮮度の高い情報をキャッチできしだい更新します。

    ビットコインだけでなく、アルトコインの動向も要チェック

    ビットコインのロックインが決まっだからと言って単純に上昇傾向に変わるとも言えませんが、これから予測できることは、当然アルトコインにも流れますので、大幅暴落からようやく回復傾向へと移ります。

    暴落時に底で拾えていた方は、8月、九月にはかなりの利益が乗っているはずです。
    既に、回復し始めているアルトコインもあります。

    Coincheckのメジャーコインは当然ですが、中でもち目立った回復を見せているのが

    • f:id:BitEmperor:20170724040854j:plainLBRY Credit/LBC
    • f:id:BitEmperor:20170724040834j:plainDigibyte/DGB

    でした。
    やはり、優秀なコインはそれだけ買われるので強いです。
    まだまだ延びしろがありますので、引き続き注目していきましょう。

    ※追記
    デジバイトは、450-500付近で落ち着いていましたが、買いの圧力に加え、海外の仕手が入っている情報を掴みました。
    彼らは、段階を踏んで上げていくとこことですがもちろん相場は一般ユーザーにも左右されるので必ず上昇傾向に移るとも言いがたいです。

    850,1000,1250,2500とおよその壁を越えるか越えないかが鍵となるかと思います。

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